倉木麻衣 なら100年会館 (2005/9/3)

Mai Kuraki Live Tour 2005 「LIKE A FUSE OF LOVE」
2005/9/3 なら100年会館 … ツアー初回公演

ステージはフロアのみで上下の移動はなし。三つに分かれてスライドできるスクリーンが後方に設置されていて、曲ごとに配置が変わる。
20分押しでスタート。「ダンシング」で開始早々にブランクが入りご挨拶。倉木は白のタンクトップにジーンズ。髪も分けてそのまま下ろしただけ。続いて曲調に合った流線型の模様がスクリーンに映し出される中「key to my heart」。ラストが “Wish You The Best” ~Grow, Step by Step ~ツアーとはまた異なっていた。「Everything’s All Right」の後、改めてご挨拶。3月に無事大学を卒業したこと、直訳すると「愛の導火線」という意味だという今回のツアータイトルの紹介、そして初日のこのなら100年会館が建てられたのが、自分がデビューした年だという話。
ここからはアルバム「FUSE OF LOVE」コーナー。三分割スクリーンの左右にPVが流れる中、マイクスタンドを使い「P.S. MY SUNSHINE」。そして「LOVE SICK」と続き会場はとても明るい雰囲気に。「You look at me~one」の歌い出しはボイスチェンジ、スクリーンにPVが流れる中(?)「Love,needing」。「Don’t leave me alone」でちょっと落ち着いた雰囲気になって、曲後衣装替えのため退場。その間に「Come on! Come on!」を演奏しつつバンド紹介。メンバーは笠原さん、SATIN DOLL以外は一新。
再び一体化したスクリーンに稲妻が光って赤のタンクトップに着替えた倉木が登場し、「駆け抜ける稲妻」。すさまじいまでの開放感。続いて至高のバラード曲「I sing a song for you」を頭上と前方からの二すじの光の中で。1コーラス目がメロウアレンジされた「happy days」、そしてキーボード伴奏のみで「明日へ架ける橋」。
ここで手拍子の練習。裏打ちの見本を見せようとして失敗しちゃうところがかわいい。そして定番曲コーナー。花吹雪がスクリーンに映し出され、花柄のライトがステージを彩る中「Time after time ~花舞う街で~」、ショートバージョンの「Secret of my heart」「Delicious Way」。「Stand Up」以降はいつものノリで、そのままアンコール前終了。
アンコール。「Love, Day After Tomorrow」を歌いながらツアーTシャツ姿で登場。最後にみなさん一緒に歌って下さい、ということで「chance for you」。ライブのラストにあまりにふさわしい曲で、最後は会場中合唱してとても良いムードで終了。
と思ったら、さらに続けて「Honey, feeling for me」が流れてきた(苦笑)。
今回もいったんライブ終了後に再度一人でステージに戻ってきての挨拶あり。

直に聴いてアルバム「FUSE OF LOVE」が秀作であることを改めて実感。個人的にはアンコール前の後半の定番曲部分がちょっとダレてしまうけど様々な客層がいることを考えるとこのあたりを外すわけにはいかないか。あとはバンドが一新されたので音がとても新鮮。倉木も初日で危なっかしかったり外したりとばしたりがないわけではなかったけど、Jeffreyが去って独り立ちしての初回公演としてはなかなかだったのでは。

■セットリスト
M01 ダンシング
M02 key to my heart
M03 Everything’s All Right
MC 1
M04 P.S. MY SUNSHINE
M05 LOVE SICK
M06 You look at me~one
M07 Love,needing
M08 Don’t leave me alone
バンド紹介(Come on! Come on!)
M09 駆け抜ける稲妻
M10 I sing a song for you
M11 happy days
M12 明日へ架ける橋
MC 2
M13 Time after time ~花舞う街で~
M14 Secret of my heart
M15 Delicious Way
M16 Stand Up
M17 Feel fine !
M18 always
M19 Stay by my side
アンコール
M20 Love, Day After Tomorrow
MC 3
M21 chance for you
M22 Honey, feeling for me
MC 4
end