鈴木亜美 日本大学経済学部 三崎祭 (2004/10/10)

LIVE IN MISAKI
2004/10/10 日本大学経済学部 本館7F講堂

会場は中規模ライブスペース程度の平坦な空間。入ってすぐにバンドセットやら照明やらが目に付く。観客は500。いわゆる亜美ファンは一割の50人いるかどうか。主力はとりあえず曲ぐらいは知っているであろう学内の元気な連中。
照明が消えて、開演前のBGMが止まって一瞬の静寂のあと、聞こえてきたのは「love the island」のイントロ・・・・。遂にこの時が来た・・・。あみの楽曲が3年余の封印を解かれて、亜美とともに俺らのもとに還ってきた!
衣装はジーンズ、ショッキングピンクのベルト、中央にミッキーマウスのスパンコールの入ったイエローのタンクトップ、ショールっぽい緑のもこもこ、緑の帽子、ブラウンのチョーカー、ブラウンの革手袋。「love the island」「強いキズナ」ときて軽く挨拶と掛け合いをした後に「alone in my room」「white key」、学内生向けのMCを挟んで「FOREVER LOVE」「all night long」「Nothing Without You」。どれもイントロが聞こえてくるだけで盛り上がる。そりゃそうだ。「all night long」なんかは往年の盛り上がりを思い出さずにはいられない。次のMCでは、これも懐かしい「ボクのしあわせ」「BREAKIN’MY HEART」を数フレーズずつ披露し、「THANK YOU 4 EVERY DAY EVERY BODY」でアンコール前を締め。
アンコールはフェイクファーのベストと、それとセットのロシアっぽい帽子。ウィッグもつけてる。バンド紹介のあと、“まだ歌ってない曲あるよね?”というコメントとともに「BE TOGETHER」!。すごい盛り上がり。最後はしっとりと「Don’t need to say good bye」を歌いお終い。結局全てシングル、そしてノれる盛り上がれる曲が立て続けに来て、締めに「Don’t need to say good bye」とは、豪華なセットリストだな。しかもまだ、歌わなかった名曲が山ほどあるんだから、余力は十分あるということか。アンコールの声がとぎれとぎれになるところに、亜美ファンの激減ぶりを痛感したが、ともかく、生バンドで、ライティングとかも結構しっかりしていて、次から次へとシングルのヒット曲群が繰り出されるのを、たった500人で享受するって贅沢過ぎる。

■セットリスト
M01 love the island
M02 強いキズナ
MC
M03 alone in my room
M04 white key
MC
M05 FOREVER LOVE
M06 all night long
M07 Nothing Without You
MC
M08 THANK YOU 4 EVERY DAY EVERY BODY
アンコール
バンド紹介
M09 BE TOGETHER
MC
M10 Don’t need to say good bye
MC
end